5歳〜11歳のコロナワクチン接種について(マグ先生の私見)

2022年3月6日

5歳〜11歳コロナワクチン接種が開始されることとなりました。

安城市でも集団接種が行われ、当院でも接種を希望される方へ接種を行う予定です。

しかし当該年齢での重症化は非常に少なく、オミクロン株に対しての効果も不透明な部分がありそうです。この状況の中、当該年齢の児に積極的に接種を勧めるか否かは議論の余地が多いと考えます。

厚生労働省が努力義務としなかったのも、上記のような理由からと推測されます。

ただ、当院でコロナ検査を含めた日常診療を行う中で、小学校中学年~高学年、中学生においてはオミクロン株の感染者が今までのコロナウイルスに比較して非常に多かったのは確かです。ワクチンで心筋炎が・・などと言われますが、ワクチン接種後の心筋炎での重症化はほぼありません。逆に、コロナ感染後の心筋炎は重症化する場合があります。また、極めて希ではありますがコロナ感染から2〜6週後に川崎病にも似た症状で発症し、時に全身の循環不全などを引き起こす多系統炎症性症候群(MIS-C)と呼ばれる厄介な合併症も知られています(川崎病よりも高年齢の8歳前後に多い)

もう一つの問題点は、5歳〜6歳(7歳は微妙?)の児は言い聞かせても、いざ注射となったら大暴れして上腕の三角筋腋窩線上の高さに的確に接種することがかなり難しい場合も多々あると推測されます。(普通の予防接種と違い腕を真っすぐに下げていないといけませんので・・・)

予防接種は、接種したことで得られる(自己および社会的な)恩恵と不利益をはかりにかけて、恩恵が上回る場合に接種するのが妥当と考えます。

 

上記を勘案すると

・基礎疾患がありコロナウイルスの感染は是非とも防ぎたいお子様は年齢に拘わらず積極的に接種。

・健常な児であれば、まずは8歳〜11歳に達した年齢の方から順次接種を考えていくのが良いのではないかと思います。(同居の高齢者の方に絶対にうつしたくない方も)

当然ながら当院でも5歳〜6歳の児においても、強く接種を望まれる場合には接種を行います。しかしお子様が暴れて安全な接種が難しいと判断した場合には、当院での接種をお断りする場合があることをご承知おきください。

 

ちなみに私にも5歳の娘がおりますが、上記の考えに基づき今直ぐには接種を行わない予定です。

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