はじめてのお注射外来

はじめてのお注射(ワクチン)外来

赤ちゃんは免疫が未発達のため感染症などにかかると重症化してしまうリスクが高いです。そのため、赤ちゃんの体に抗体を持たせ感染症の重症化を防ぐ役割を担っているのがワクチンです。

日本では、生後2か月の赤ちゃんではヒブや肺炎球菌、四種混合、B型肝炎、ロタウイルスワクチンの接種が可能です。いきなり4本も5本もワクチンを打っても大丈夫?と思われるかもしれませんが、ワクチンを単独接種した時と、複数を同時に接種した時とでは、有効性や副反応にはほとんど差がありません。

また、予防接種は0歳児に接種するワクチンが最も多く、1歳を迎えるまでに定期予防接種だけで15回程度の接種が必要となります。

赤ちゃんが生まれた直後で、赤ちゃんのお世話だけでもとても大変にも関わらず、15本以上の予防接種のスケジュール管理はとても大変なものです。しかも、はじめてワクチンを接種するとなると、ワクチンの副反応ことやワクチン接種後で気を付けないといけないことなど不安だらけだと思います。

そこで、当院では、生後2~3カ月のお子さんのはじめての予防接種を安心してお受けいただくために「はじめてのお注射(ワクチン)外来」を実施しています。

予防接種とは

通常、人間の体は感染症にかかると体の中で抗体がつくられ、新たに体の中に侵入する病原体を攻撃する働きが備わっています。これを免疫と言います。この仕組みを利用し、体の中で安全な状態で免疫を作り出すために開発されたものがワクチンです。

ワクチンは接種しても症状が出にくく、たとえ症状が出たとしても軽症で済むのが特徴です。ただし、自然感染に比べて免疫力は弱いため、感染防御に十分な免疫を獲得するために複数回のワクチン接種を必要とします。

予防接種の副反応

ワクチン接種により免疫を獲得することができますが、免疫を獲得する以外の反応が発生することがあります。これを副反応と言います。副反応には、注射部位の腫れや発熱などがあります。

はじめてのお注射外来では、予防接種の副反応や対処法などはもちろん、お子さんと保護者の方が安心して接種できるようにサポートいたします。

当日の流れ

当日の持ち物

  • 予防接種予診票兼接種券
  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 子ども医療費受給者証

当日の朝に確認すること

  • 発熱、発疹、下痢などの体調変化がないか確認しましょう。

    体温が37.5度を超えている場合は予防接種を受けられません。

  • 来院いただく1時間前までには授乳は済ませましょう。

はじめてのお注射(ワクチン)外来の予約方法

はじめてのお注射外来は、赤ちゃんが出生したその日からご予約可能ですので、ご希望の方は診療時間内に電話でご予約をお願いします。

モバイルサイト

https://www.magmag-kodomoclinic.com/

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